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カンボジアの犯罪拠点、その現場とは【記事紹介】

カンボジア――その名を聞けば有名な世界遺産アンコール・ワットが、

一番印象に残るかも知れません。

しかし、その裏には「見えない闇」が蠢いているのです。

例えば、日本人が関与する特殊詐欺グループが地リゾートのホテルを拠点に犯行を重ね、

摘発される衝撃的な事件が起きています。

そもそも、なぜ詐欺グループは海外、ましてやカンボジアを選んだのか?

プノンペン、ポイペト、リゾート地・シアヌークビルに蔓延る闇と犯罪の現場を紐解く、

このもう国の一つの裏に迫っていきます。

目次

カンボジアの現状と犯罪が広がる背景

特殊詐欺グループが関与した事件とは?

2023年1月、東京都内の60代女性が「有料サイトの料金未払い」を装った嘘のメッセージに騙され、

電子マネー約25万円分を送金する被害が発生しました。

背後にはカンボジアを拠点とする日本人19人の特殊詐欺グループが関与していたとされています。

警視庁は彼らに逮捕状を出し、カンボジア南部のシアヌークビルのホテルから、

詐欺マニュアルや日本人名簿、大量のスマートフォンが押収されました。

全員がカンボジア当局に逮捕され、日本に引き渡されています。

シアヌークビルってどんな場所?

カンボジア南部のシアヌークビルは、美しいビーチで知られるリゾート地です。

カンボジアの首都プノンペンから車で約3時間とアクセスも良く、

観光客やカジノ目的の旅行者に人気があります。

しかし、法整備が不十分で犯罪が横行しやすい一面も。

今回の事件では、この町にあるホテルの複数の部屋が詐欺の拠点として利用されていました。

中国マフィアだったり、ニュースを結構耳にします。

なぜカンボジアが拠点に選ばれたのか?

日本では特殊詐欺の取り締まりが強化され、

国内で活動が難しくなった詐欺グループが海外へ拠点を移しています。

カンボジアは法制度が未発達で摘発が難しく、

物価が安いことから長期滞在が容易な点が理由とされています。

また、外国人を勧誘して不法行為を強制する事件も増えており、

国際人権団体はカンボジアの犯罪環境に警鐘を鳴らしています。

カンボジアで過去最大規模の犯罪捜査

カンボジアで詐欺や人身取引などに駄目な疑いで、

中国人や韓国人を含む1000人以上が拘束された事件も起きています。

首都プノンペン近郊のコンポンスプー州で警察と軍が犯罪拠点を摘発。

詐欺やオンラインカジノ、人身売買などの緩やかな行為が行われていました。

犯罪が広がる背景:なぜカンボジアが狙われるのか

カンボジアは観光地として有名ですが、法律やルールが整っていないため、

犯罪が起きやすい環境になっています。

例えば、警察の力が弱く、犯罪者を十分に取り締まらないことは起こります。

特に詐欺や人身売買のような犯罪が多く、

海外から来た犯罪者たちがそこで悪事を働いていることが問題になっています。

国際社会の役割:犯罪撲滅のための協力を強化

犯罪を減らすためには、国どうしの協力が必要です。

例えば、警察が情報を共有して、犯罪グループを一緒に取り締まることが重要です。

また、法律が整っていない国には、先進国が協力してルール作りを手伝う必要があります。

個人間では人身売買や詐欺の被害に遭わないために、普段から考えて行動することが大切です。

特にSNSでも目にする「海外での高収入の仕事」という話には慎重に対応しましょう。

これらの勧誘は、見た目は魅力的でも、裏には危険な意図が隠されている場合が多いです。

インド人女性が若者を騙し人身取引容疑

インドのケララ州出身のサフナ容疑者(31)は、若者に「海外での仕事」を持ちかけ、

人身売買を行っていた疑いで逮捕されました。

被害者のインド人のカニシュ(25)は、タイの会社への就職を約束されオンライン面接を受けましたが、

実際にはカンボジアに連れて行かれ、オンライン詐欺を行う施設で強制的に働かされていました。

カニシュの家族が警察に告発したことで捜査が中断し、

インド大使館の協力を得てカンボジアで無事救出されました。

捜査の結果、サフナ容疑者が他の被害者にも同様の手口で関与していた可能性が検討しています。

カンボジアの今後と国際社会の対応

カンボジアでは、人身取引を含む犯罪への取り締まりが強化されていますが、まだ多くの課題が残されています。

警察や司法の体制を整えるだけでなく、被害者を救済するための支援も必要です。

だからこそ、国際社会との協力が必要ではありません。

情報を共有し、犯罪が国境を越えて広がるのを防ぐための解決が課題となっています。

カンボジアの闇

カンボジアは美しいビーチや豊かな文化で多くの観光客が訪れていますが、

その裏では特殊詐欺や人身売買といった犯罪が蔓延しています。

こうした問題を深く理解するために、犯罪ネットワークの実態を描いた書籍「インドラネット」をおすすめします。

主人公が友人を探しにカンボジアに行き、カンボジア滞在中に様々な事体験していく中で

現地での犯罪がどのように組織化されているかを明らかにしています。

私も在住者の友達から紹介されて「インドラネット」を読んでみて、

実際にこういう犯罪は身近にあるんだろうなと改めて学びました。

内容自体は難しくなく、スラスラと読めました。

特にカンボジア在住者の方は全員読んだ方がいいとおすすめできる本です。

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感想(1件)

まとめ

カンボジアはその魅力的な観光地としての裏に、

特殊詐欺や人身売買といった深刻な犯罪問題を抱えています。

法整備の遅れや経済格差、観光地特有の匿名性がこれらの犯罪を助長しており、

現地当局の対応も依然として課題が残されています。

国際社会の協力と現地の法執行強化が急務であり、

私たち一人ひとりも安全な旅行やビジネスを心がけることが重要です。

美しい風景と豊かな文化を楽しみつつ、カンボジアの現状を正しく理解し、

共により良い未来を築くために、情報収集と意識の向上を心掛けていきましょう。

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